相続した土地・建物の処分
相続した土地や建物を「手放したい」「管理できない」と考える方が年々増えています。
しかし、不動産の処分方法には複数の選択肢があり、それぞれメリットや注意点があります。
安易に有料引取り業者へ依頼するのはリスクが高く、詐欺被害の例も報告されています。
大切な財産を安全に処分するため、まずは専門家へご相談ください。
相続した土地・建物の処分と登記のサポート
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近隣の方や親族への譲渡
最もシンプルで費用負担も少ない方法です。
- 隣接地を利用している方へ譲渡 → 管理負担が軽減され、買い手が見つかりやすい
- 親族への譲渡 → 家族内での理解を得やすく、心理的な負担も少ない
実際に、交流がなかった親族や隣人に相談したら快く引き取ってもらえた事例も多くあります。
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第三者への売却
地元の不動産業者に依頼して買い手を探す方法です。
- メリット:業者のネットワークを活用して効率的に売却できる可能性がある
- 注意点:低価格の物件は取扱いを敬遠されることがある
農地や山林など特殊な物件でも、交渉次第で「宅地+山林+農地のセット売却」が可能になる場合もあります。
信頼できる業者選びが重要です。
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相続放棄
「どうしても引き継ぎたくない」場合の選択肢です。
- 期限:相続開始を知った日から3か月以内に家庭裁判所で手続きが必要
- 効果:資産も負債も一切相続しない
- 注意点:空き家や家財の管理義務が残ることもある
相続放棄は次順位の相続人に権利が移るため、周囲との調整が必要になるケースもあります。
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相続土地国庫帰属制度
2023年4月に始まった新制度で、相続や遺贈によって取得した土地を国に引き取ってもらえます。
- 対象:相続・遺贈で取得した土地(建物は不可)
- 特徴:管理負担のある土地を手放せ、国が引き取る安心感がある
- 費用:審査後に「負担金」(目安:1筆あたり約20万円)が必要
境界紛争のある土地などは対象外となる場合があります。
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不動産引取り業者の利用
「有料引取り業者」に依頼する方法ですが、慎重な判断が必要です。
- 農地は対象外
- 悪質業者によるトラブル事例:「契約後に条件が変わった」「代金支払い後に連絡が取れなくなった」など
利用する場合は、
- 複数業者の比較検討
- 実績や評判の確認
- 契約内容を必ず書面で確認・保管
が不可欠です。
費用の目安
※費用は面談時にご説明します。
実費具体例
| 名寄帳 | ¥200~ |
| 登記情報 | ¥330 |
| 登記簿謄本 | ¥520 |
| レターパックライト(青色) | ¥430 |
| レターパックプラス(赤色) | ¥600 |
よくあるご質問
- 遠方の物件・他県の不動産でも依頼できますか?
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現在、山口県内の不動産のみご相談を承っています。
- 相続登記と同時に相談できますか?
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同時にご相談可能です。先に相続手続を進めることをご案内するケースもあります。
- スケジュール感は?いつ頃完了しますか?
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案件によりまったく異なります。1ヶ月でご希望どおりの処分が完成したこともございますが、半年以上かかるケースも多いです。